DX化の現状
DXとは、Digital Transformationの略で、経済産業省では以下のとおり定義されています。
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。
平成30年12月 経済産業省 デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX 推進ガイドライン)Ver. 1.0
https://warp.da.ndl.go.jp/collections/info:ndljp/pid/12166597/www.meti.go.jp/press/2018/12/20181212004/20181212004-1.pdf
中小企業庁「2025年版 中小企業白書」によると、DX化の取り組み段階に関して、約65%の中小企業・小規模事業者は「第1段階・第2段階」と回答しています。

段階4:デジタル化によるビジネスモデルの変革や競争力強化に取り組んでいる状態
(例)システム上で蓄積したデータを活用して販路拡大、新商品開発を実践している
段階3:デジタル化による業務効率化やデータ分析に取り組んでいる状態
(例)売上高・顧客情報や在庫情報などをシステムで管理しながら、業務フローの見直しを行っている
段階2:アナログな状況からデジタルツールを利用した業務環境に移行している状態
(例)電子メールの利用や会計業務における電子処理など、業務でデジタルツールを利用している
段階1:紙や口頭による業務が中心で、デジタル化が図られていない状態
中小企業庁 2025年版 中小企業白書
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2025/PDF/chusho.html
DX化により、顧客データの一元管理、サービスに対する興味の度合いの数値化など、電子データとして情報を蓄積していくことで、改善ポイントを発見しやすくなり、さらなるサービス向上や業務効率化につなげることができます。
しかし、今までのやり方を変革させるのが手間である、DX化に莫大なシステム構築費用がかかる、そもそも何が正解なのかわからないから手をつけられないなど、DX化が進まない要因はさまざまあります。
そこで弊社ではDX化の第一歩として、皆さんが使い慣れていて、大規模なシステム構築を必要としない「LINE」をおすすめしています。

LINEの可能性
LINEは、日本全国で総導入数9,800万人、日本人口の約8割が使用するコミュニケーションアプリです。
24時間365日、起きている間も、眠っている間も、ひとりひとりのユーザーに寄り添いながら、便利なサービスと驚きの瞬間を届け続ける「ライフプラットフォーム」の実現を⽬指しています。




LINEヤフー株式会社 LINEヤフー 媒体資料
https://www.lycbiz.com/sites/default/files/media/jp/download/LY_Corporation_MediaGuide.pdf
ユーザー数、性別、年代別のデータからもわかるとおり、LINEは電気、ガス、水道などの生活インフラと同じくらい生活に溶け込んだツールです。
そんなLINEに魅力を感じ、多くの企業がビジネス用のLINEである「LINE公式アカウント」を活用しています。
そして、LINE公式アカウントの機能をパワーアップさせる拡張ツールも数多く登場しており、顧客管理や予約管理なども含めたDX化ツールとして注目されています。
LINE公式アカウントを活用すると
総じて、「利益率の改善」につながります。

1 顧客管理
性別、年代、職業、サービスに対する興味の度合い、サービス購入の有無など、LINE公式アカウントに友だち追加した友だちを属性別に顧客管理ができます。
属性ごとに必要な情報を配信することで配信コストの削減につながる、属性ごとの企画立案に役立つなど、さまざまな効果が期待できます。
2 人件費削減
サービスに興味を持った友だちの教育から販売までを自動化する、簡単なお問い合わせをチャットボット化するなど、人件費の削減が期待できます。
その分、アフターフォローの充実、サービス向上などに時間を使うことがで可能となります。


3 ペーパーレス化
問診票やお客様アンケートなど、今まで書類で行っていたものをLINE公式アカウント上で行うことで、ペーパーレス化できます。
書類保管用キャビネットの坪数に相当する家賃の削減、書類を探す時間の削減、紙代・印刷代の削減など、さまざまな効果が期待できます。
また、BCP対策(Business Continuity Planの略で、非常事態が発生した際に事業資産の被害を最小限に抑えつつ、事業を復旧・継続していくための計画や対策)にもつながります。
4 広告予算の最適化
口コミ、ご紹介、X、Instagram、チラシなど、どの媒体からサービスのことを知ってLINE公式アカウントに友だち追加したかを計測できます。
どの媒体からの追加が多いかを把握でき、広告予算や運用媒体の最適化が可能となります。

事例紹介

多店舗展開している薬局
- 公式キャラクターを使った顧客のファン化
- 顧客のお気に入り店舗管理

歯科クリニック
- 広告からウェブサイトに流入した方の受け皿として活用
- 歯の写真を送って無料で歯科医師に診てもらえる導線を構築

数万人規模の地域活性化イベント
- 来場者と運営のインフォメーションツールとして活用
業務の流れ
貴社のお悩み・業務フロー・運用中のSNSなどをヒアリング
ヒアリング内容をもとに概算のお見積もり
貴社の課題に合わせた最適なアカウント設計図を作成
アカウント設計図をもとに、弊社で用意したテストアカウントにて構築
アカウントの構築内容確定
確定した内容をもとに正式なお見積もり
ご契約を締結し、全額を銀行振込にてご入金(全額が難しい場合はご相談ください。)
本番アカウントの取得、拡張ツールの連携(必要に応じて)
アカウント設計図をもとに本番アカウントにて構築
構築が完了次第、納品(アカウント設計図作成からご納品までは1.5〜2か月が目安です。)
運用方法のレクチャー(オンラインにて1時間程度)
月1回、運用データの分析レポート報告(必要に応じて)
料金案内
LINE公式アカウントは機能が豊富で、実現できることは幅広いです。
実装する機能、オリジナル動画・画像作成の有無などによって、費用は大幅に変わります。
機能、内容、クオリティ、デザインなどにこだわらなければ、低価格でも構築できます。
また、ご予算の中で提案させていただくことも可能です。
LINE公式アカウントの構築 |
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一般的なクオリティですと30万円(税別)から、しっかりとしたクオリティなら50万円(税別)から、が費用感です。 |
LINE公式アカウントの運用分析(毎月) |
毎月5万円(税別)から、が費用感です。 |